中ノ浦教会
若松地区

大正１４年（１９２５年）に建てられた木造教会です。
横板張りの壁面が　白く塗られ　きれいに手入れされているのが分かります。

正面の四角い塔は　
昭和４１年（１９６６年）に
増設したものです。
道路から入口までの間は
前庭のようになっていて
コンクリートのアプローチが
造られています。

教会入口の正面には
ルルドが作られ　聖母マリアが
岩の洞窟の中に立っています。
その顔の美しいこと・・・
その足元には　聖水の流れる
小さな池があります。
足元には生花が
活けてあります。

建物左右にも門がつけられ
上から見ると
十字になるように
作ってあります。
屋根は和風の黒瓦で
葺いてありますが
見慣れるまでは
ちょっと違和感を感じました。

身廊と側廊の境には
白い円柱が並んでいます。
白基調で実にシンプルです。
上部の壁には　五島の椿を
４弁の椿ににアレンジして
描いてあります。
赤は血の色を表します。
天井の形も変わっています。

波のない日は　静かな入り江に　白い教会が写り込むのだそうです。
その美しさから　「水鏡の教会」　とも呼ばれています。

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