総集編

アメリカ国立公園の旅から

2010/06の旅

ブライスキャニオン


ユタ州にある　ブライスキャニオンは　比較的若い地層が削られてできた風景です。
ラスベガスと　ソルトレイクを結ぶルートの東側にあります。

●　サンセット・ポイント　●


夕方近くブライスキャニオンに到着して　
ホテルに入る前に　サンセット・ポイントに向かいました。
目の前に広がる荒々しい　とげとげしい　自然の造形に圧倒されます。

白い岩と赤い岩が入り混じっています。　見るからにもろそうな岩です。　
雨風にさらされて　柔らかな層は削られ　土柱を作っています。


その広さは広大で　視界に入りきれません。
人の立ち姿にも見えます。　白い岩の混じり方も　計算されているようです。
ブライス・キャニオンの公園内にはこうした　ポイントがいくつもあります。
その縁や　土柱の中にトレイル（ハイキングルート）があります。


●　ブライス・ポイント　●


翌朝早く　もっとも奥にあるブライス・ポイントに向かいました。
サンセット・ポイントとはまた違った自然の造形です。


針のように尖った土柱が整然と並んでいます。
谷の底近くには針葉樹が育っています。


●　インスピレーション・ポイント　●


インスピレーション・ポイントというネーミングはどこから来たのでしょうか。
この風景を見て　何か啓示を受けたのかもしれません。
樹氷のようなずんぐりした石灰質の岩が多いのが特長的です。


手前の石灰岩の岩と　その先に広がる針の山の組み合わせが
何か不思議な光景に見えます。

尖った山は大聖堂の塔のようにも見えます。
それが長く連なると　城壁のようにも見えます。

白やベージュのマントを着た群衆のようにも見えます。
見る人によって　いろいろに見えるところが
インスピレーション・ポイントと呼ばれるところかも知れません。


●　サンライズ・ポイント　●


サンライズ・ポイントではわずかの時間でしたがトレイルを歩きました。
近くに見える岩までたどり着くのに　結構時間がかかります。
帰りは同じ道を登らねばならず　そう遠くへはいけませんでした。

馬に乗ってトレイルを散策するツアーがあります。
子供も　結構上手に馬を乗りこなしているようでした。


それぞれ違った色の服を着てトレイルを歩いているのは　
モルモン教の修道女たちのようでした。


ご鑑賞ありがとうございました。



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