総集編 ２

青蔵公路の旅から

２００６年７月の旅

青海湖

７世紀　唐の国から　チベットに嫁入りした　文成公主が

故郷との別れを惜しんだといわれる峠です。

日亭　月亭　という２つの八面の堂が山の頂上にあります。

日亭の前には　観光客の記念写真用に　

着飾った白ヤクがスタンバイしています。

日亭の中は石碑があり

回りの壁には　

文成公主の物語が

描かれています。

絵は古いものでは
ありません。

日亭に登る道にお土産屋が並んでいます。

店番の女性たちは大きなマスクをしていました。

どうやら　日焼け防止のためのようです。

客待ちの間　ヤクも店番をしているように見えました。

日亭の建っている山の上からの眺めは　広大で　

これから始まる青蔵公路の旅の期待がふくらみます。

青海湖（ココノール）に到着です。湖面の標高は３１９９ｍあります。

あいにく　もやっとした天気で　水の色もいまいちでしたが

琵琶湖の６倍という広さは　まさに　海です。

湖岸に出るには入場料を払って　観光エリアに入らなければなりません。

白ヤクがいて　ラクダがいて　よくある観光地の絵です。

遊覧船乗り場に向う道の右手に廃船が置いてありました。

浅瀬になった湖岸の水は淀んで　藻が生えています。

正面が遊覧船の乗り場です。

海の中に伸びている線路は何のためのものでしょう。

湖畔にタルチョがありました。これを見るとチベットを感じます。

沖に浮かんだ建物が　ちょっと気になりました。

湖岸から少し離れたところにある目障りな建物は

魚雷発射実験基地です。　今は使われてはいませんが

こんな神聖ともいえる湖で　
こんな実験が行われていたのですね。

遊覧船乗り場への道に　チベット風衣装の子供たちがいて

観光客にまつわりついてきます。

モデル料を　1元　それもコインではなく　紙幣で支払います。

観光エリアにはこうしたテントホテルも並んでいました。

訪れた９月はもうシーズンオフのようです。

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