総集編

ネパールの旅から

１９９９年２月の旅

古都の中は家が建てこんでいます。

埃と排気ガスとゴミの臭いが入混じって息苦しい感じがしました。

時代物らしく　レンガ積みの造りはしっかりとしていますが　

窓や扉は壊れたままです。修理する技術も財力なくなっているようです。

男たちは建物の中や周りですることもない様子でたたずんでいます。

この町に限らず

カトマンズの周辺の

古都の家並みは

ネワール文化の特長である

レンガ積みの建物と

繊細な彫刻の木枠の窓が

特長になっています。

道端にある井戸の脇に

おどろおどろしい感じの

建物がありました。

中にはヒンズーの

神様がいます。

路地を抜けるとちょっとした広場があります。

どの建物も　繊細な木彫りの窓枠で飾られています。

最も古い町並みといわれる　タチュパル広場だったと思います。

男に比べ

ネパールの女性は

働き者です。

街角にある共同の井戸で

水汲みをしたり

洗濯をしたりしています。

観光客が集まる

トゥマディー広場の

シンボルは安定感のある

五重塔の
ニャタポラ寺院です。

像や獅子のような
動物が階段の
両脇を固めています。

広場には観光客も集まるので　物売りたちがしつこくつきまとってきます。

小さな女の子が片言の日本語で話しかけてくるので驚きました。

ニャタポラ寺院の階段上から広場を眺めています。

広場では　カタコトの日本語を使う土産物売りが近寄ってきます。

広場の周囲の店ではこのような面や仏具

ヒンズーの神様の面なども売られています。

旧王宮のあるダルバール広場

１７から１８世紀にかけて造られたという　５５の窓の宮殿。

木彫りの窓の美しいことで知られています。

ネワール族のこうした木彫り、木組の技術は相当なものです。

しかし、残念ながらその伝統は今に伝えられてはいないようです。

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