舗装道路を左にそれた草原の　岩山の麓の斜面に
ノマディック・ツーリストキャンプがあります。　柵で囲われた敷地の中に　
宿泊用のゲルと　レストランなどがあります。

その斜面を下ったところに　古いモンゴルを再現してあります。

モンゴル服を身につけた人たちが　馬に乗り　
キャンプの近くまで　訪れる観光客を出迎えに行きます。

客の一部は　ヤクの背中に乗ってやってきます。

まだ幼い子供も　ノマディック再現ショウの出演者です。
おばあちゃんの馬は　ダルメシアン犬のような模様です。

現在のゲルは　白や黒の防水布で覆ってありますが
昔のゲルは　フェルトが剥き出しになっています。

車の付いた小屋では　干し肉を乾燥しています。
手前の籠には　山羊や羊の毛が集めてあります。

ゲルを運ぶ荷車を引くのは　牛やヤクの仕事です。

モンゴル服に　革の靴を履いて
３兄弟が　観光客の視線を集めます。

動物の骨を
おはじきかビー玉のように
投げて遊ぶ遊牧民の
素朴なおもちゃです。
しかし　どう遊ぶのか
子供たちは
実演してくれません。

馬頭琴の演奏がありました。　初めて耳にしたのですが
チェロのような低い響きも　奏でていました。
右の男性は　ホーミーという歌唱を披露してくれました。
のどをつぶすような　だみ声で歌を歌います。

このおばあちゃんは
美声の持ち主でした。
高い　細い声で
アカペラの歌を
聴かせてくれました。
内容は分かりませんが・・

放牧していた山羊や羊を集めて　囲いに入れるのも
ノマディック・ショウの出し物の一部です。　注目しているひとはいません。

ゲルの引っ越しも　再現イベントのひとつです。
南ゴビでは　ラクダが主役でしたが　ここでは牛と馬です。

８人の若者たちが　モンゴル相撲を見せてくれました。

試合の前に行うのは　鷲の踊りです。

土俵のないモンゴル相撲は　レスリングに近いようです。
見事な投げ技を決めていました。

この日集まった
若者の中の一番人気は
この人でした。
さほどのマッチョでは
ありませんが
なかなかのイケメンです。

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