砂の大地を削り取った　キャニオンです。
ドロンという名が峡谷の本来の名前のようですが
バヤンザグの観光地といえば　この峡谷と紹介されているようです。

平らな大地が抉られて　谷の底に涸れた川の跡があります。

水のない川の形が　くっきりと見えています。

岩肌はもろく　手で触るとぽろぽろと崩れます。
雨が少ないからこそ　できた峡谷なのでしょう。

ここでも　ラクダのモデルの出番です。

崖のぎりぎりまで　連れて行きたいようでしたが
ラクダは　崖に近寄るのを嫌がっていました。

ラクダがおとなしい
仕掛けは鼻に引っかけた
鍵型の金具にあります。
鼻が曲がっているのは
そのせいで
見ているとちょっと
痛々しく可哀想に
思えてきました。

キャニオンの谷に降りて見ると　風景が少し変わります。
樹木はなく　まばらに草が生えているだけです。

谷に下る道は幾つかあるようですが　もろい岩の斜面を下ります。

岩が縦に割れています。　さほど大きくはありませんでしたが。

谷の出口の先の層源に　ゲルが幾つか見えています。

上から眺めた　くねった川筋は　間近で見ると　
幅２、３ｍしかありません。　触れば崩れてしまう砂地です。

 アップで見ると　キャニオンの風格も見えますが
その川幅を見る限り　たいした雨量はないのでしょう。

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