ゴビでは珍しい雨のなか　遊牧民のゲルを訪れました。
このゲルは白ではなく　黒いシートで覆われています。
リビング　キッチン　寝室など　幾つかのゲルを使い分けています。

この家族の　子供たちです。　両脇の男女は
双子の兄妹とのことで　真ん中の男性は学生で
数日後にはに　学校の寄宿に戻ります。

遊牧民にとって
バイクもトラックも
必需品になっています。
放牧の山羊やラクダを
追うのも普段は
バイクになっています。

お母さんが昼食を作るところを
見せて貰いました。

缶に入った　ストーブの薪は
ザグという堅い木の枝を使います。

一家のご主人は　近くの石炭鉱山で　トラック運転手をしているそうです。　
ラクダの世話は　奥さんと子供たちの仕事です。

ラクダはこうした　円陣を組むことがあります。
寒いときには　暖房効果もあるようです。

みすぼらしい姿にも見えるのは　子ラクダです。
母親から離された子ラクダは　けたたましい声で母を呼んでいました。

子ラクダの毛がぼろぼろなのは　産毛が生え替わっているのでしょう。

母親が戻ってくると　子ラクダは乳を吸いにやってきます。
乳を吸っているあいだ　母ラクダは少しも動きません。

こちらのゲルは　上の写真で訪問したお母さんの　ご両親のゲルです。
少し離れたところにあります。　白いゲルが　数棟並んでいました。
ここでも　立派なバイクがありました。

さらに　トヨタ車の乗用車が停まっていました。

お父さんは７６歳　お母さんは８３歳です。
子・孫・ひ孫合わせて　４０人いるとのことでした。

ゲルから少し離れたところにある　木造の小屋は　トイレのようです。

ミニカーで遊んだ形跡がありました。

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