総集編

 ラダックの旅から

3-1

2006/09/再編集

レーに滞在して　周辺のゴンパを８ヵ所見てまわりました。

どのゴンパでも　建物内部に原色で描かれた壁画の迫力に驚かされました。

◆ その１　チクセゴンパ ◆

チクセ・ゴンパは州都レーの南東１７ｋｍほどのところにあります。

このゴンパは　遠くからの見た目もすばらしく　
内部もきれいに整備されていました。 

形のよい岩山の斜面に白い建物とてっぺんの
赤い建物が美しい佇まいを見せています。

頂上にある赤い建物の部分がゴンパです。 下のほうの白い家は
聞き漏らしましたが僧の住まいやゴンパの付属施設でしょう。

階段を登りきると

広い中庭に出ます。

赤、白、黄色に

塗り分けた建物が

きれいです。

よく見ると柱が歪んでいます。自然の丸太を使っているためでしょうが

今にも崩れそうにも見えます。
構造材としての役割はあまりないのでしょうね。

中庭のニ方が回廊になっています。

その壁面にはずらりと仏画が描かれています。

建物の柱の歪みは広角レンズが強調していますが

覆いかぶさってくる感じは案外　印象に近いものがあります。 

お堂の中にあるのは

高さ２１ｍの坐像です。

入ったところは２階で
顔が拝める高さです。

下の階からは

足元しか見えません。

さすがにいい顔を
しています。

ゴンパの上から見た　パノラマ写真です。

緑の部分と乾いた土の部分がくっきりと分かれているのも　奇妙な風景です。

◆ その２　ヘミスゴンパ ◆

ヘミスゴンパは「レー」からインダス川を川上（南東）へ
５０キロほど行ったところにあります。

ヘミスゴンパで行われる　年に１度のお祭は

チベットに仏教を伝えた「パドマ・サンババ」の誕生祭です・

三方を建物が囲っている中庭を舞台に　踊りが繰り広げられます。

ヘミス・ゴンパの

全景を見とおせる

ところは見つかりません。

白い建物の中庭が

祭りの舞台です。

周囲は崩れてきそうな

岩山だけです。

建物の壁を覆うように

タンカが掛っています。

その下に陣取った

おばあちゃんは

さしずめ一等席

といった感じです。

カッツと目を見開いた

この手の顔は

日本の仏像では

見かけません。

「わびさび」という

日本の仏像とは

世界が違うようです。

ゴンパ２　へ続く

ゴンパ３　へ続く

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