総集編

ラダックの旅から

２

2006/09/再編集

ゴンパの屋根の上まで登って見物しています。

上に登ると　若い坊さんが席料を徴収していました。

岩山に囲まれた

ゴンパは外から見ていると

こうした色鮮やかな

印象はありません。

その落差が　訪れる人の目と

心を引きつけます。

大きな頭飾りを着けているのが楽隊役の老僧たちです。

三方を建物が囲っている中庭を舞台に　踊りが繰り広げられます。

若い僧たちは　踊りを終えて　中庭の中央に座りこみ

パドマ・サンババの登場を待ちます。

祭りは大きな面を被った人たちが役を演じています。

下の写真の傘の下に見える金色の顔が

お祭りの主人公　「パドマ・サンババ」です。

パドマ・サンババは

傘の下に座って

代わる代わる

登場する人たちの

踊りが終るまで　

静かに見ています。

踊りはかなり

スローテンポです。

隣でサンババの

顔を扇いでいる人が

いましたから

面の下は汗びっしょり

なのでしょう。

この踊りで　午前の部が終わります。遠目では分かりませんが

あどけない表情を残した若い修行僧のようです。

午前の部が終わると休憩に入ります。中庭に観客がいっせいに出てきます。

ヘミス祭を見に来ているおばあさんは

ネックレスをいくつもして　マニ車を持っています。

日焼けとシワがおばあちゃんの財産のようです。

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