村の北に連なる山の上に　村を一望する展望所があります。
右手の丘の上に教会、左手の丘の上には城塞、その少し左手には時計塔が見えています。
昔は　その３つは同じ尾根続きだったそうで、　今でも村のシンボルです。

一番手前に見えているのが　山頂の教会です。

１３世紀、イタリアは教皇派と　皇帝派に分かれて争いが続いていました。
要塞は次第に拡張して　ヴェネチア共和国の支配下で
より堅固になり　ヴェネチア風の円筒形の塔が建てられました。

家並みは　その山並みの麓にあります。
ちょうど時計塔を　見上げるところに　ひと筋の道が通っています。

旗の掲げてある白い建物が市庁舎でしょう。

その先に　２階にアーチ窓のついた　色とりどりの家が並んでいます。

その２階のアーチの中が道になっていました。
路面はレンガを敷いてありますが　波打っています。
背後の山から　石灰を積んだロバが通ったことから
ロバの道と呼ばれています。

１３世紀に　城壁のようなものとして造られたものを
後に住居として改造していて　２階の道が残ったようです。
ロバの道にも　各家に入る扉が　ついています。
アーチからお向かいさんを覗くと　下の写真の感じです。

ロバの道の登り口は階段で　確かに城門のような造りです。

ロバの道のある家の上を見上げると　時計塔が見えています。

麓の公園近くから　屋根越しに城塞が見えています。
城塞に登っている人の姿も見えましたが
私たちは　立ち寄れませんでした。

これはガソリンスタンド
ではありません。
ワインと　オリーブオイルの
自動販売機です。
地元の農協で
見かけました。

ブリジゲッラの鉄道駅です。
モダンなスタイルのジーゼル車は　フィレンツェ行きでした。

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