アイスランドをひと回りする
国道１号線　リングロードの旅は
最後に ２つの滝を訪れて　
首都レイキャヴィクに戻ります。

アイスランドの羊は毛並みが長く　まるまると太って見えます。
人間を警戒しているのか　そっけない表情をしていました。
柵の中に集められているのは　出荷間近の羊たちで
このあと　トラクターに乗せられる作業が始まるところでした。

バスから見える
岩山の崖のあちこちから
この手の滝が落ちています。
岩山の上は
ミールダルス氷河に
つながっています。

人口３００人ほどという　ヴィークという村に立ち寄りました。
岬の先に　溶岩が固まった奇妙な形の岩があります。

ヴィークの村の丘の上に　赤い屋根の教会が建っています。

スコゥガ・フォスはなかなか迫力のある滝でした。
高さは６０ｍあって　幅のある流れが　飛沫を撒き散らしています。

陽射しを受けると　飛沫が虹を映し出します。
近づくと飛沫が降りかかってきます。

河原は溶岩ですから
真っ黒な色をしています。
そこに飛沫が凍りついて
白く薄化粧しています。

右手の丘に滝の上に登る道がついています。
滝の上はどんな景色が開けているのか気になりました。

滝の源流になっている　ミールダルス氷河が見えます。

セーリャラントス・フォスは
落差は４０ｍあります。
迫力というよりは
繊細な感じを受けます。
滝の裏を歩けるように
なっているそうですが
この季節　道が凍っていて
危険ということでした。
滝つぼ近くは
飛沫が凍りついて
岩を白くしています。

滝は一筋ではなく　横からも幾筋にもなって流れ落ちています。
見る位置によって滝のスケールが違って見えます。
少し離れた崖の上からも　日本的な滝が落ちていました。

海岸から少し離れたところに見えるいくつかの島は　ウエストマン諸島です。
火山島で、１９７３年の大噴火では　漁船に乗せて島民全員を避難させることに成功し　
また溶岩流を海水で冷やし　流れを変え村を守ったことが知られています。

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