総集編		インド　北西部の旅から
2012/11の旅		ジョドプール　２

インド　西部　ラジャスターン州　ジョドプールは　州　第２の都市です。
パキスタン国境に向けて広がる　タール砂漠の入口に　位置しています。

ジョドプールは　ブルーシティーと呼ばれています。 城塞の下に広がる　市街地の建物が青く塗られているからです。　 元々は祭事を司るバラモンの家を　青く塗っていたのですが　 暑さよけや虫除け効果があることから 一般の住居も　青く塗られるようになったようです。

城塞を観光した後は　急な石畳の坂道を下り　民家の間を抜けて 時計塔の回りに広がる　サルダール・マーケットまで歩きました。

狭い道の両側に　ブルーの壁の民家が並んでいます。 屋上に布団を干している　情景もありました。

道は家の間を曲がって続いています。 ブルーの色は　新しいところと　古いところで色が違っているようでした。

家の前にある　一段高くなったテラスは　よく洗濯などをしている場所です。 子供を抱いた　女性がこちらを見ていました。　門がなかなか　しゃれています。

民芸品でも売る店でしょうか　入口脇に　木彫のターバン男が立っています。

青い塗装がはげ落ちている家もあります。 しっかりとした石積みであることが分かります。

通りは雑然としています。　運転士のいない３輪タクシーが停まり 牛ものろのろと歩いています。

通りかかった少女が　カメラに向かって笑顔を見せてくれます。

竹製品や　籐製品の生活用品が店先に並んでいます。

少し昔の　東京の下町の風景に　似ているようにも思いました。

この門の名前は何でしたか。　この外側が サダル・マーケットで　露店が並んでいます。　 床屋や歯医者も路上の店です。

マーケットの広場から　メヘランガル城塞の城壁ががよく見えます。 城内の建物は　その陰に隠れてしまいます。

マーケットの通りや路地には  刺繍などの布製品の店や　香辛料の店も並んでいます。

時計塔は１９１２年 ウエールズの皇太子が この地を訪れた時の 記念に建てられたものです。 旧市街のランドマークとして 広場の真ん中に すくっと立っています。

薄く切ったパンを きれいに積み重ねて 路上で売っています。 ぱさぱさになって しまいそうで 少々気になりました。

学校を終えた子供が　３輪タクシーに相乗りして下校します。 愛想よく　手を振ってきます。

その後ろを振り返ると　道はゴミであふれていました。 これも　インドの市街地のありのままの姿です。

ご鑑賞ありがとうございました。