総集編

インド　北西部の旅から

2012/11の旅

マウント・アーブー


インド西部　ラジャスターン州にある　標高１２００ｍにある　避暑地　マウント・アーブー。
元々　王様たちの別邸があり　１９世紀の英国統治時代に　高原避暑地として整備されました。
また　ジャイナ教の聖地でもあり　デルワーラ寺院群も近くにあります。

宿泊した　パランプール・パレスは　１９３８年に
パランプールの王　ナワーブ・モハンマド・カーンによって造られた宮殿ホテルです。

ロービーの外に心地よさそうなテラスがありました。
見晴らしは　あいにく　樹木や周囲の建物に遮られています。
屋上に登ると　視界は開け　周囲の山も見えてきます。


テラスに面した部屋の入口は
金色の装飾があります。
ＶＩＰルームなのでしょう。
中を覗けるように
扉が開いていました。

こちらはその内部です。
広い部屋に
豪華なベッドが
置いてありましたが
ちょっとそっけない感じです。

 


付近には大きな建物が　いくつもあります。
王などの別邸や　英国統治時代の別荘などの建物です。

ホテルの少し先まで歩くと　病院があり　
その近くがバス停になっていました。
早朝から　食べ物を提供する店が開いていました。

ホテルの上から町を見下ろすと　庶民の生活が垣間見えました。
庭にベッドを出して　寝るためか　乾すためか　布団を敷いているのです。


バス停の近くで見かけた
女性をワンショット
いただきました。
服装を見る限りは
娘さんのようです。
このあと　通学する子供と
並んで歩き去りました。


近くに　ナッキー湖があります。
神様が爪で削ったという伝説のある小さな湖です。
湖畔で　トウガラシなどの野菜を籠に入れて売っています。


着ている物は
間違いなく女性ですが
少女か女性か　
境目の年頃に見えます。
なかなかチャーミングな
顔をしています。

ロングドレスの裾を
ひらひらさせて
早足で歩いていました。
足元は裸足でした。


ジャイナ教寺院が集まった　デルワーラ寺院群には
若い学生たちが　団体で観光に来ています。


デルワーラ寺院群の中には　カメラの持ち込みができません。　
で　内部の写真はありません。　建物の外部から　その屋根の部分がチラリと
見えているのを　写すしかありません。　敷地の中に　１１〜１６世紀の
建設時期の違う　４つの大寺院と　１つの小さな寺院が並んでいます。


どの建物も大理石造りで　外壁・内部には緻密な
彫刻がぎっしりと彫ってあります。
それぞれの寺院は　それぞれの預言者に捧げられています。


内部の撮影は禁止なので
写真を売っています。
購入した絵葉書を複写して
内部をご紹介します。
全体が大理石で造られ
柱も天井も　このような
細かな彫刻で
埋まっています。
感嘆するほかありません。
実際には真っ白の
大理石ですから
写真のように
黄色身を帯びてはいません。


寺院に向かう道路沿いには　レストランらしい店も並んでいますが
なにか　きれいとは言いにくい　町並みになっています。


昼食は　豪華な邸宅跡のホテルレストランでした。


ご鑑賞ありがとうございました。


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