見渡す限り平らな　大平原が続いたあと　農場の入口に到着します。
ホルトバージュの広大な敷地内は　馬車で移動します。
道はガタガタですから　埃にまみれ　揺れは一様ではありません。

大平原の真ん中に　撥ね釣瓶の井戸があり　
そこに　馬の水飲み場が作ってあります。

馬車での移動は　西部劇のワンシーンのようでもあります。

長い角を持った白い牛は　この辺り特有の牛です。

青い服を着た牛飼いは　グヤーシュと呼ぶ人たちです。

グヤーシュ・牛飼いたちの馬術ショーが始まります。
皮の鞭をパンパンと鳴らしたあと　馬を横倒しにします。

馬にとっては苦手な　お座りをさせます。
馬は従順ですが　見るからに　股関節に無理があるようで 痛々しい。。

もう一つ　馬術ショーの見ものは　立ち乗りです。
５頭立ての　後ろ２頭の馬の背に　立ったまま乗って走っています。

目の前を　ぐるりと　３回ほど回って演技は終わってしまいました。
わずかな時間すぎて　思うようなシャッターチャンスがありません。
消化不良気味にさせられます。

この乗り方は　グヤーシュなら誰でも出来るというものではない　高等技術とか。

町を外れると　緩やかな斜面に　一面のぶどう畑が広がっています。

トカイでも著名な　「ラーコーツィ・ピンツェ」というワイン蔵を訪れました。

１５２６年に造られた　トンネル型の騎馬兵のホールに　
テーブルが並び　そこで　ワインの試飲ができます。
貴腐ワインの作り方のレクチャーも　しっかりあります。

樽を並べた　トンネル状のワイン蔵は　延べ　１．５ｋｍもあるとか。

試飲は普通のワインから　高級貴腐ワインまで　６種類。
貴腐ワインは　高級になるほど　糖度が高く　甘くなります。

旅の写真帳　トップページに戻る