地中海に面した町の西はずれ　突き出た岬の先端に　
カイトベイと呼ぶ要塞跡があります。　
その昔　ファロス島にあった大灯台の跡に造られたものです。

かなり風が強く吹きつける時間でしたが
高校生ぐらいの学生さんやら　家族連れやら　多くの人出がありました。

大人びて見えますが　高校生ぐらいでしょう。 とても元気です。
観光客に興味を示して　何か話しかけてくる青年もいました。　

こちらは女子高生といったところでしょう。　男と女は　一緒には集まらず
それぞれに　グループを作って遊んでいます。
クレオパトラの都と思うせいでしょうか　顔立ちのよい美女が多いように見えました。

アレキサンドリアの海岸通りから　１本内側に入った道に面して
高層のアパートが建てこんでいます。

新しい建物も見えますが　人が住んでいるようにも見えない
空き部屋ばかりの建物もかなりあります。

海岸道路に沿っても　アパートらしい建物がぎっしり並んでいます。
一見　地中海リゾートのようですが　ここも　空家率は　かなり高いようです。　
壁のはげ落ちそうな建物もありました。　見た目よりも荒んだ印象を持ちました。

海岸道路の東の端に　モンタサ宮殿があります。
１８９２年に建てられた夏用の元王宮です。　
敷地内はかなり広く　今は大統領別荘、迎賓館として使われています。

「サラマレク宮殿」と呼ばれていた建物の玄関です。

こちらは「ハラマリク宮殿」で
女性の宮殿
つまりは　ハーレムとして
使われていたものです。
道路に面した部分は
レンガ造りですが
海側に回ると
白い地中海風の
造りになっています。

ローマ時代の遺跡　ポンペイの柱。　丘の上に　１本だけ建っています。
地下には神殿や　図書館の遺構があって　発掘途上といった感じです。

ローマ遺跡の　円形劇場です。　ひな壇席はきれいに修復されています。
立入禁止区域に堂々と入り込んで　写真を写しています。
円形劇場の奥には　アカデミーがあり　浴場があったところです。

ポンペイの柱の近くの街並みです。　古い路面電車が走っていました。

海岸道路に面した建物の　１階にはぽつんとカフェがありました。
その上層階は　空き家が目立っていました。

アレキサンドリアの鉄道駅です。

列車が到着するたびに　たくさんの人がホームからあふれ出てきます。

私たちが乗ったこの列車は
発車して３０分もしないうちに
途中で停車してしまいました。
カイロに到着したのは
翌日未明になっていました。
２０１１年１月２８日
エジプトの革命劇の
始まりでした。

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