ホルス神殿の敷地の周りをぐるりと回ったところに　入口があります。
入った所は　遺跡か建物を取り壊したように見える　広い空き地になっています。
その先の少し高い所に　ホルス神殿の塔門が見えています。

塔門の前面には　ハヤブサの顔のホルス神が　左右に彫ってあります。
高い所には王や王妃あるいは神々らしいレリーフがあります。
塔門の入口を挟んで　ハヤブサの像があります。

塔門を入ると広い前庭があり　その奥が第１列柱室です。
その入口にも　ハヤブサの像がありますが　右手の像は冠が無くなっています。

ハヤブサは　王権の守護神ホルス神を現わしています。
ハヤブサの頭には王冠が乗っています。

最奥の至聖所には　神の乗る輿が置いてあります。
周りの壁は　レリーフで埋まっています。

第２列柱室の内部には　８本の円柱が立ち
壁面はレリーフで埋まっています。　輿を担いだ絵柄も見えます。

列柱の柱頭は上部の広がった開花式です。
下の壁面のレリーフも　輿を担いだ絵柄です。

レリーフの絵柄は　ホルス神、その母ハトホル女神、王などが
繰り返して　彫ってあります。　顔の部分が削られています。

顔が傷つけられていないものを見つけると　ほっとします。

神殿の建物の外周が回廊になっています。
その左右の壁面もレリーフで埋まっています。

塔門奥の前庭の左右に
円柱が並んでいます。
その柱にも
ホルス神や
ヒエログリフなどが
彫ってあります。

レリーフは不思議なほど
技術が揃っているようです。
これだけ広い壁面や
柱を似たような絵柄を
彫るのですから
職人の技術の差が
あってもよさそうに
思うのですが・・・

どの観光地でも　ひと回りした後には　売店が待っています。

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