総集編		中国・四川省の旅から
2010/11の旅		丹巴・大金川沿い

四川省・丹巴は　中国　国土地理院が　最も美しい村の　ベスト１　に選んだチベット族の村です。
丹巴の中心街のあるところで　４つの川が合流しています。
その一つ　大金川に沿って　上流の村を訪ねました。

訪れる集落は　対岸にあります。　対岸に渡る吊橋の手前に 雲母の郷　千チョウの国　美人谷と書いた　碑がありました。 １本の吊り橋が　バスの通れる道と対岸を結んでいます。

結んだタルチョが風をはらんで音をたてています。　吊橋の足元は　 薄い鉄板が張ってありますが　所々穴があいて流れが見えます。

お年寄りが　干し草を背負って働いています。

民家はチベットの造りです。 立派なもんがあり 石積みの大きな建物です。 屋上には パラボラアンテナも見えます。

民家の門は　龍を書いた柱があり 扉には　宗教的な絵柄が原色で描かれています。

訪れた集落を対岸の崖の上から眺めています。 集落の両サイドにわずかな畑地があります。

道路工事はチベット女性たちの仕事のようです。 ピンクで飾った頭巾をかぶって　力仕事に精が出ます。

段々畑の中に集落があります。　平らなところは広く耕してあります。 自然の起伏を上手に利用しているように見えます。

道沿いの民家は　見るからに頑丈そうな造りです。 壁の模様　窓の飾り　チベット文化が盛り込まれています。

何軒かづつの集落が　離れて作られています。 どこも　集落を囲うように段々畑や　棚田があります。

対岸の集落への道は　こうした吊橋が頼りです。

民家が肩を寄せ合うように立ち並んでいます。　遠目には　一つの建物にも見えます。　 ポタラ宮のようだと　呼ばれている集落があります。

大金川沿いの観光は このあたりで終わり 同じ道を引き返しました。

丹巴では　多い石塔ですが　大金川沿いには　あまり見られません。 一か所だけ　丘の上に塔が立っているところがありました。

大金川に面した　山の斜面が地滑りを起こした跡でしょう。 崖の縁に家が見えています。　 厳しい条件の中で人々は生きているのだな　と感じるところです。

ご鑑賞ありがとうございました。