総集編　５

クロアチアの旅から

２００７年１０月の旅

トロギル

トロギルは紀元前２〜３世紀　ギリシアの植民都市として生まれた歴史ある町です。

この小さなアーチの門が旧市街への北門「陸の門」です。

陸の門から少し
行ったところが

イヴァナハヴラ広場に

なっています。

赤い三角屋根の

聖ロヴロ大聖堂があります。

塔の４隅に聖人像が

立っています。

広場には時計塔と　集会場・裁判所など

　さまざまな用途に使われた屋根付の　ロッジア　があります。　

広場いっぱいにカフェのテーブルが並びます。

ロッジアの入口には鉄格子の扉がついています。

１５〜１６世紀　ヴェネチア支配の時代に造られた

大聖堂の鐘楼は　なるほど　その時代背景を感じさせます。

聖ロヴロ大聖堂の

入口はみごとな彫刻で

飾られています。

両側にあるライオン像は

アダムとイヴを背中に

乗せています。

ライオンはヴェネチアの

シンボルだそうです。

半円の部分はキリストの生涯などが彫られているそうですが・・・

大聖堂の内部です。　正面の天蓋付のものは　説教壇です。

旧市街の中は

広くはありません。

広いメインの通りが

あるわけではなく

石畳の通りが幾筋か

ある程度です。

石積みの家は

一見頑丈そうですが

３階部分を木の柱で

支えているのは

いかにも危うげです。

路地は細く　
曲がっていたり

建物の壁が突き出して
いたりします。

アーチのトンネルや

石段もなかなかですが

路地裏のこの家の

窓や扉を見る限り

現役の住居としては

使われてはいない
ようです。

それでも　路地を見上げると　こうした生活感はあるようで

生きている町を感じ　ほっとしたような気分になります。

アドリア海は　水も空気も　どこへ行っても　透明感に溢れていました。

夕陽を眺めながら　次の宿泊地　スプリットに向います。

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