バラ祭りに訪れた観光客が　まず立ち寄るのがバラ摘み体験です。
観賞用のバラと違って　花は小さくピンク一色でした。
そのほうが　香りが強いそうです。

あいにく当日は小雨が　パラついていましたので
地面はぬかるんでいました。ここでも目立っているのは
中国人の観光団で　提供された紙製の籠いっぱいに
バラの花を摘み取っていました。　

会場では民族衣装の人たちがいて
観光客とダンスを踊ったりしていましたが
若い娘さんの姿がなかったのは　残念でした。

会場で唯一見かけた
若い娘さんです。
パンを盛った籠を
持って観光客に
提供していました。

観光団は次に
ローズオイル蒸留所を
訪れます。
少女はその作業の
実演を手伝っています。

工場見学というよりも
ローズオイルや
バラ水などの
物販目的のテントが
並び　人はそこに
群がっていました。

摘み取られたバラは
ビニール袋に
詰められて蒸留所に
持ち込まれます。
こんな袋が
山積みになっていました。

蒸留所の作業員たちは　いかつい男たちです。

バラ祭りの中心は　メインの通りで行われるパレードです。
通りの片側に観光客用のひな壇が造られています。
ひな壇の無い側にも人が溢れています。

子供たちも華やかな　とりどりの衣装で
パレードに参加していました。

民族衣装の子供たちもいます。
籠に入れたバラの花びらを　観客に向けてまいてくれます。

行進は続きます。後半になると
バラ祭りとの関係が分からない団体も混じってきました。

車の上からバラの花びらを　散らしています。

警備の女性警官が　ちょっとかっこいいと思いませんか。

バラ祭りでは　毎年バラの女王を選ぶことになっています。
今年の女王は　この３人のうちの誰かです。
高校生から選ぶと聞きましたが　とてもそうは見えません。

紀元前からこの地域に住んでいた　トラキア人の墳墓が
１９４４年　カザンラクの市街のすぐ北で発見されました。
紀元前３〜４世紀のもので　この丘の上にあります。

右側のきれいな石の建物は　墳墓を保存するための建物です。
それと全く同じレプリカを　すぐ隣に造って
世界遺産の姿を観光客に公開しています。

ここがその入口です。一度に多くの人数が入れないので
普段は長い行列になってしまい
何時間も待たされることがあるそうです。

この白い石の穴が奥への入口で　狭い通路の先に
円形の埋葬室（玄室）があります。
ここは　レプリカなので撮影禁止になっていません。

埋葬室の天井の壁画です。
横壁一面にも　回廊の天井にも　きれいな壁画が描かれています。

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