高地のため　米は作れません。　畑に植えてあるのは　そばです。
ちょうど　白い花が咲いていました。　そばの花は
初めは白く　やがてピンクに変わり　赤くなって実ります。

通りから　コンクリートの狭い道が村に続いています。

バスが村の入口に着くと
子供たちが　どっからか
走って集まってきます。
一袋のポップコーンを
もらって　子供たちは
仲良く分けていました。

モン族の　大きな民家の入口で　品のよいおばあさんが
中に入るように　招いています。

家は「ロ」の字型で　中庭のまわりを　
一部平屋　一部２階建の家屋が囲んでいます。
土壁の平屋部分は　家畜小屋になっています。

中庭に向いた２階には　回廊のようなベランダがあります。

おばあちゃんの家に行く途中　土壁に　瓦屋根の民家がありました。

この若い女性は
その家の娘さんでしょう。
民族衣装とは
まだ無縁のようで
おしゃれ感が
ただよっています。

前の村から　歩いて行ける距離にあるロロ族の家を　訪れました。
ロロ族は　人口３０００人ほどと言われ
ベトナムの５４民族の中でも　４２番目の少数派です。

家の前で出くわした
黒い頭巾をかぶり
野菜を持った
おばあちゃんは
これから訪れる家の
おばあちゃんでした。

ロロ族は　このような　カラフルな刺繍の民族衣装で知られています。
もちろん　普段着ではなく　晴れ着です。
観光客の到着を見計らって　衣装を着てくれています。

そのパッチワークと
刺繍の手の込みようは
素晴らしいものです。
代々　家に伝わる衣装
なのでしょう。

よく旅行パンフレットに
出ている　この衣装を着た
美女たちは　ほとんどが　
モデルさんということです。

おばあちゃんは　観光客の賑わいには　関心もなさそうで
畑から持ち帰った野菜を洗っていました。

その家にいた　２人の少女。
しばらくすると　この子たちが
きれいな衣装を着て
カメラの前に
立ってくれるのでしょう。

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