このプールには　ロート状の底から静かにお湯が湧き出ています。
中には　ときおり　激しく泡立つプールもあります。

間欠泉　オールド・フェイスフルから　ファイヤーホール川に沿って　
北西方向に白い丘が続いています。　そこに敷かれた木道をトレッカーが歩きます。
この一帯が　アッパー・ガイザー・ベイスンになります。

こうした小さなプールにも　ひとつひとつ名前が付いていました。
耳の形のプールもありました。　が、どれがどれか　覚えてはいません。
まるで表面が雪で覆われてしまったように見えるプールもありました。

石灰で白くなり　バクテリアで赤く変色した地面にも
健気に　花が咲いています。

自然がさまざまな模様を描いています。
緑や黄色はバクテリアの繁殖です。

ロート状の底がブルーに見えます。
池端にリンドウが咲いています。

赤茶、黄色、ブルーと色分けられた
クロマティック・プール

ジャイアント・ガイザーには展望所が作られていました。
鉢を裏返したような煙突から　蒸気が上がり　時には熱水が噴出します。

グロット・ガイザーは　洞窟の間欠泉。　
石灰石に縁取られた鉢の底から　かなりの頻度で　猛烈に熱湯を噴出します。
噴出したお湯は辺りに溢れ　後ろにある　ファイヤーホール川へ流れ込みます。

その隣にあるのは　ビーチ・ガイザー。
円形の池の湯面が　にわかに泡立ち　３，４ｍ　お湯が盛り上がると
回りの岩のビーチに高波が打ち寄せます。

散策の終着点は　有名な　モーニング・グローリー・プールです。
朝顔型の底から　お湯が静かに湧き出ています。
こんなところに　コインや空き缶を投げ込む人がいるそうで
定期的に清掃をしなければならないと聞きました。

モーニング・グローリーが
どんな地形のところにあるのか
気になっていましたが
変哲のない林に囲まれた
丘の上に突如現れました。

城塞のように高く成長した石灰の山は　キャッスルガイザーです。

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