程陽八寨のひとつ　岩寨の近くにも屋根付きの風雨橋があります。
合龍橋。　侗族は　釘を使わない工法で　このような屋根付きの橋や
鼓楼を造る　高い木造技術を持っています。

橋はもともと　集落（寨）の集会場としての役割も持っていました。
橋の中には　観光客向けの露店が並んでいます。

橋越しに
程陽八寨のひとつ　
岩寨の鼓楼が見えています。
風雨橋と鼓楼は侗族の
シンボルでもあります。
鼓楼は集落ごとに
ひとつ造られています。

侗族の住居はかなり大きなものが目立ちます。
鼓楼のある広場を中心に　集落が造られているようです。

岩寨の鼓楼前の広場で
侗族の客人をもてなす
習慣でもある「百家宴」が
観光客向けに開かれます。
集落の各家庭から
持ち寄った料理を
長いテーブルに並べて
振舞うものです。
鼓楼前の広場に入る前に
迎える側と客人とが
歌のやり取りをします。

鼓楼の前の広場に
並んだテーブルには
いろいろな皿が並び
鍋に火が点いています。
席は固定ではなく
あちこちに移動してよい
ことになっています。

客人をもてなす側の人たちも　同じテーブルを囲みます。

食事の後は　侗族自慢の歌と踊りが始まります。
普通　芦笙を扱うのは　男の仕事のはずですが
ここでは　女性がすべてを演じていました。

鼓楼の向かい側には　立派な舞台が作られています。
太い笛を吹く　女性たちの演技には　力がみなぎっています。

歌自慢の侗族の女性たちが　高音の澄んだ声で歌います。

鼓楼の脇では　お年寄りが　手作りのような飾り物を売っています。

百家宴が終わると
石畳の広場は
あっという間に片づけられ
きれいになります。
岩寨の鼓楼は
１５層もある立派なものです。
中央に心柱はなく
屋根を積み上げた
構造をしています。
釘を使わずに造る
侗族の建築技術の
たまものです。

鼓楼の回りの玉石を敷き詰めたものにも意味はありそうですが・・・
取っ手の付いた手籠は　料理を運ぶためのものです。

その近くの家並みは
狭い石畳の道に
焦茶色の木造の建物が
並んでいます。

公共厠（公衆トイレ）の
建物でしょう。
でも　後の竹がいい効果で
ちょっと絵になっている
ようでしたので
ワンショット。

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