総集編

英国の旅から

2002/9の旅

湖水地方


ほぼ200年前、英国の詩人ワーズワース住んでいたのが

湖水地方の町グラスミアの近くです。

今回はワーズワースゆかりの風景をご紹介します。

この辺りの家は黒い平たい石を積み上げた造りです。

見るからに頑健なものです。

屋根の上は同じ黒い石を薄く剥がしたようなスレートです。

季節は9月でしたがアジサイがみごとに咲いていました。

 

ワーズワースが住んでいたダウ・コテッジの彼の部屋です。

ひし形に使う椅子が変わっています。


ダウ・コテッジの外観。

天井が低いこともあって

そんなに大きな家には

見えません。


グラスミアの町にあるワーズワース家の墓地です。

 

昼食を取ったシスレホテルの庭先は

グラスミア湖に続いています。

どこか懐かしいような、音のない静かな風景です。


ワーズワースの散歩道といわれるハイキングコースは

ダウ・コテッジからライダルマウントまで4キロほど。

石積みの塀に沿って道が続きます。

コフィンパスという名前がついていますが、
意味は「棺おけの道」。昔、この道を
私たちが辿ったのとは逆にライダルマウントから
グラスミアまで棺おけを運んだ道だそうです。


森の中は大きな樫の木があり、

涌き水が流れ、うっそうと羊歯が茂っています。

 

ライダル・ウオーターが眼下に見えてきます。

湖水地方というネーミングに納得する風景です。

コースも終わりに近づいてくると、

名残を惜しんで、風景を味わいたくなります。


ご鑑賞ありがとうございます

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