総集編		トルコの旅から
2009/3の旅		イスタンブール

イスタンブール　トプカプ宮殿は　
オスマントルコの歴代のスルタンたちが過ごした場所です。
ビザンチンとの戦いに勝利した　メフメット２世が　１４６７年に完成させた宮殿です。

トプカプ宮殿の入口の前に　きれいな建物があります。 アフメット３世の泉亭と呼ばれ　１８世紀初めに建てられました。

トプカプ宮殿入り口には 衛兵が銃を抱えて 立っています。 ここから樹木の多い 第１の庭を通って 宮殿の建物のある ところまで進みます。

第１の庭に　教会のような建物があります。 聖エレーネ教会で　アヤソフィアが建てられる前に 総主教座が置かれていました。 オスマンの時代には　倉庫として使われたといいます。

入り口を入ると　第２の庭です。　左手に進むと議会室があります。 その裏側にスルタンが住んでいたハーレムがあります。

ハーレム入ると 最初に子の丸天井を 見ました。 ハーレムの内部は 色彩的には派手ではなく　 きれいに造られています。 ハーレムに入れる男性は スルタンのほかは 宦官たちだけでした。

ハーレムとはいっても 室内の装飾は 派手ではありません。 ブルーのタイルを 基調にした 落ち着いた色調で まとめてあるようです。

部屋の外壁にアラビア文字で書かれたものがあります。 窓に鉄格子があるのは　逃亡の予防のためということです。

皇太后の中庭 だったでしょうか。 円柱のある中庭に 玉石を敷いた 通路がありましたが 不自然にカーブして いるのは なぜでしょうか。

スルタンの広間。 スルタンが踊りなどを 見物したという。 天井の装飾はさすがに きれいです。

壁の装飾も　ステンドグラスの模様も派手ではありませんが イスラムらしい繊細なものです。

第４の庭の先は　もう海になります。 そこにもいくつかの建物があります。 レワン・キョシュキュという建物で見かけた 気になるカップル。

第４の庭の先端まで行くとボスフォラス海峡から　金角湾が見渡せます。 対岸にあるガラタ塔も　間近に見えます。

トプカプ宮殿から見た　ボスフォラス海峡です。 フェリーや観光船が頻繁に通ります。 対岸の家並みはアジア側のイスタンブールです。

海峡の見える場所に宮殿内レストランがありました。 多くの観光客のグループが　ここで昼食を取るようです。

　

●　地下宮殿　イェレバタン地下貯水池　●

イスタンブールで有名な　もう一つは地下宮殿です。 ３〜４世紀にはすでに貯水池がありましたが　６世紀に再建されています。 地下に潜ると　それがかなり広いことに驚きます。

石材は遠い遺跡からも運んだようで　 さまざまな模様の柱が使われています。

２つのメドゥサの頭は　最も奥に飾られています。 水に浸っている写真を見たように思うのですが　ここだけ水面が低く 顔は水の中ではありませんでした。