総集編

スペインの旅から

2009/3の旅

ロンダ


スペイン･アンダルシアの　ロンダ。岩山の上にある旧市街と新市街は
深さ１００ｍもある谷で分けられています。人口は３３０００人ほどです。



新市街は道は広く　まっすぐで　きれいな店も並んでいて
近隣からも買い物客が集まる　中心的な町になっています。


ソコロ広場にある
レストランで昼食のあと
町の観光になりました。
広場の中央には
少し小振りでしすが
ヘラクレスと２本の柱の
噴水があります。


旧市街と新市街を結ぶ
ヌエボ橋（新橋）は
１８世紀に
造られました。
左手がイスラム時代
からの旧市街で　
右手が新市街です。
下を流れているのは
グアダレビン川ですが
水量はそう多くは
ありません。

これは イスラム時代に
造られたビエホ橋
（古い橋）です。
さらに　その先に
ローマ橋があります。
張り出した岩を上手に
利用して橋を
架けてあます。

これがローマ時代の橋です。２０００年経っても
しっかりしています。　右手に見える　四角い囲いの中は
アラブ浴場があったところです。

ピエホ橋を渡って旧市街側に登る道は
城壁のあったところです。そこに小さな城門があります。
町の外側は緑濃い丘が連なっています。


その城門は
フェリペ５世の門と
言い　振り返ると　
今渡ってきた
ビエホ橋の向こうに
教会の塔があり
その先に新市街の
白い家並みが
続いています。

旧市街の登り坂の途中の家です。
門の上のタイル画は　マリア像とも少し違うようでしたが・・・

ヌエボ橋の旧市街側の
たもとに立つと
向かいの崖の上に
パラドール（
国営ホテル）の
建物があります
広い平地があっても
昔のヨーロッパの
町造りは
防御の点からも
こうした岩山の上が
良かったのでしょう。

パラドール前の
テラスからヌエボ橋と
旧市街方向の眺めです。
橋の下には
ヌエボ橋センターが
あります。

パラドールの先に展望所がありました。
石垣から　２，３ｍ突き出すように小さなテラスを作ってあります。

ロンダは　近代闘牛術を完成させた
フランシスコ・ロメロが生まれた町です。
１７８５年に造られた　この闘牛場はスペイン最古の
闘牛場の一つです。観客席の下に　闘牛博物館があり
闘牛士の衣装などが展示してあります。

観衆５０００人を収容できる大きなものです。
闘牛は夕方６時から始まり　
影が闘牛場を隠す時に終わる　ことになっているそうです。　

闘牛場前から始まる
繁華な遊歩道に
きれいな図柄が
描いてありました。
殺風景な敷石の間に
こうした工夫を
するだけで町が
楽しくなるようです。

車を通さない道は
敷石をひと工夫して
楽しい演出を
しています。
スペインのデザイン
感覚の良さを
感じたりもします。

民家の壁に　さりげなく　
タイルのマリア像が貼ってあります。


ご鑑賞ありがとうございました


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