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日本・町並み探索

2016/11/の旅

広島県・宮島


世界遺産の厳島神社のある　広島県・宮島には　外国人観光客の姿が多く見られます。　
大きなホテルや旅館が立ち並ぶ中　いくつかの通りに　古い家並みが残っています。

桟橋と厳島神社を結ぶ表参道の通りは 海沿いから
ひと筋　山寄りにあります。
「清盛通り」とも呼ばれ　１日中　観光客で賑わっています。

焼き牡蠣、もみじまんじゅうなど　観光客相手の
宮島ならではの店が並びます。

さらに１本山側の道が
「町家通り」で
昔ながらの建物が並んだ
落ち着いた町並みが
旅人の目を引きます。
町家通りの神社に近い
西寄りのところから
高台に建つ
五重塔が見えます。

黄色い壁に丸にカの字のマークの店は　勝井呉服店です。
この壁の色は他にはあまり見掛けませんでした。

町家通りの真ん中あたりにある　「ギャラリー宮郷」の建物は　
１、２階の前面を細い格子で窓を隠しています。
２階の軒が低いのも　宮島の民家の特長ということです。

同じ建物を反対方向から見ています。
ギャラリー宮郷のカフェの入口にある　円柱のポストが
町の古さを引き立てているようです。

 町家通りにある　旅館かわぐち　です。
白壁と黒板壁と目隠しのような囲いが　いい感じを残しています。

町家通りの中ほどにあったのは Les Clos　レ・クロ　という
カフェ・レストランです。　民家を改装しているようですが
門と塀の外観も　玄関先も　内部も　落ち着いた感じのお店でした。

そのほぼ向かい側の民家の建物は　新しいようですが
町並みの雰囲気を生かしたモダンなデザインです。

通りに面した家の
多くは　間口が狭く
奥行きの長い
町家の造りに
なっているようです。
それぞれの家に
町家通りと書いた
行灯が掛けてあります。

大きなホテルや旅館が多い　宮島の中で
「菊がわ」は町家造りのこじんまりとした旅館です。
食事もおしゃれなものが次々に出てきました。

山側に山の襞を縫うように　「山辺の古径」という　細い道があります。
ところどころで　屋根越しに海が見え　
五重塔や豊国神社のところに降りて行きます。

山辺の古径を
歩いていると
突然　鹿に出会いました。
あちらも
驚いているのでしょう。
人間を見つめて
動きません。

厳島神社の西側にも　黒々した古い家並みがありました。

歴史民俗資料館の建物だったと思います。

奥に見えているのは「大聖院」というお寺です。
そに向かう通りは「滝小路」で　神職たちの屋敷のあった古い町です。

 これも「滝小路」です。　
下の写真は　滝小路から厳島神社方面を眺めています。

●　●


宮島の老舗旅館「岩惣」の　紅葉谷公園に面した
古い建物の部分です。　この表側には立派な建物があります。


１１月半ば、　紅葉谷公園は紅葉の盛りでした。


ご鑑賞ありがとうございました。


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