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2017/08UP

274 < 散乱ゴミ >

南インドの旅行で気になったのは町の中に散らかったゴミです。
町によっては道路脇のゴミを掃除している人を見かけましたが、
その数はわずかでした。塀に貼ったポスターは
剥がれ落ちればそのまま道路のゴミになっています。
路肩に放置した生ゴミもあります。バスの窓から見える
荒地には、ビニールの花が咲いていました。
ゴミになるものを捨ててはいけない、という習慣が
育っていないのでしょう。家の敷地内に散った花びらを
掃除している姿は見かけましたが、前の道路まで
きれいにしようという気持ちまでは無いようです。

275 < 制服とスクールバス >

インドの各地で見かけたのは制服姿の小中学生たちです。
学校ごとに違ったデザインで、カラーもさまざま。
白いブラウスにチェック柄のジャンパー
スカートもありました。標高の高いウーティーの町の小学生は、
男女共に赤茶色のチェックのブラウスにネクタイを締め、
黄色いセーターを着ていました。女子学生になると、
民族衣装のシャルワール・カミーズのような制服になります。
町でも郊外でも黄色いスクールバスが頻繁に走っています。
授業を終えるまで待機しているようで、
学校には黄色いバスが何台も停まっていました。

276 < インド人腹 >

インドでは男性も女性も太鼓腹が自慢のようです。
恰幅が良いのはお金持ちである証拠と思っている節があります。
もし奥さんが痩せていたら甲斐性のない夫にされてしまうという
話もあります。富の神様、学問の神様として人気の、
象の顔を持つガネーシャがぽっちゃりお腹なので、
それにあやかっているのかも知れません。
年配のサリー姿の女性のプリプリのお腹が見えているのは
いかがなものかとも思いました。若い人を見ると、
細身のスマートな人が多いのに、結婚したとたんに
太ってしまうのは、ちょっと残念でもあります。

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