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2015/04/UP

250 <実業家ガイド>

北ベトナムの旅での現地ガイドは、日本の滞在歴もある
３０歳前の男性でした。奥さんは日本人です。青年はガイドを
しながら、日本に本部のある会社のハノイ現地法人の
社長として、ベトナムの若者に日本語を教え、
語学研修の留学生を日本へ送り込む仕事をしています。
後に続く若者に日本語教育の必要性を熱く語り、
その手助けをしているのです。日本語ができることで
仕事の幅が広がることを、自身が体験しているからです。
ガイドの仕事だけでなく、ベトナムに進出する日本企業は、
日本語のできる人材を求めているのです。

251 <大卒よりも日本語>

ベトナムでは大学を出ても仕事は少なく、月収は日本円で
２０，０００円がいいところのようです。しかし、
日本語ができることで、５０，０００円の月収を得ることが
可能になると言います。日本語ガイドの場合、１日３，０００円が
相場で、月に１５日〜２０日働けばそこに手が届きます。
日常会話が十分であれば、ガイドの仕事に着け、
もっと日本語が上達すれば、通訳の仕事も可能になります。
通訳となれば、１日７，０００円〜１５，０００円に
もなるそうです。日本企業の現地採用の道もあれば、
日本で仕事をすることも夢ではなくなるのです。

252 <寄宿制小学校>

北ベトナムの旅で寄宿制の小学校に立ち寄りました。
遠くの村に住む「ザオ族」と「モン族」の４、５年生の
子供たち２００人が寄宿しています。１２人がひと部屋で、
洗濯も掃除も自分たちでします。金曜の午後に村に帰り、
日曜日の午後に学校に戻ります。訪れたのはちょうど
日曜日で学校に帰って来たばかりの子供たちが
集まってくれました。子供たちは先生の言うことを良く聞き、
良く学ぶ生徒だと校長先生は評価します。先生になりたい　
医者になりたいと　子供たちの夢は大きく、
顔つき目つきに彼らの賢さが見えていました。

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