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2013/12/UP

235 <日本人顔>

５０００kmも離れた中央アジアの国、キルギスと
カザフスタンには私たちと同じ顔があふれていました。
韓国顔とも中国顔とも違う、むしろ朝青龍に似た
モンゴル顔でしょうか。魚が好きなグループは海のある東へ、
肉の好きな人たちは羊を連れて西へ向かったという話が
あるようで、ルーツは同じだということを納得して
しまいます。まるで日本人顔のキルギスのガイドさんが、
日本語を話すことを不思議には思わず、説明をしながら
時おり日本語の単語を探している姿や、
現地語で話している姿を見て、そうなんだと我に帰ります。

236 <キルギスの車事情>

キルギスの人は車好きのようで、町を走る車はベンツなどの
ドイツ車も目立ちました。日本車もかなり目立っています。
それもかなりの高級車であったりします。レクサスの
４ＷＤも走っていました。彼らの収入を考えるとかなり
無理をしているようにも見えます。右ハンドルの
中古日本車も人気があるようで、これはパキスタン人が
輸入販売しているのです。困ったことに、事故率の高さは
相当なもので、旅行中にもあちこちで乗用車の衝突事故を
目撃しました。信号無視やスピード違反をする
無謀なドライバーが多いのが理由です。

237 <それでもイスラム>

キルギスは中央アジアのイスラム国家とされていますが、
ガイドさんによれば熱心なイスラム教徒ではないとのことです。
ビールやワインは町のお店で買えますし、ラマダン月でも、
きっちと飲食を断つ人は少ないといいます。
毎日５回の礼拝となると、する人は極めて少なく、
モスクへ出向く人の数も多くはありません。年配の
ご婦人たちは頭にスカーフをしていましたが、若い人では
ほとんど見かけません。それでも、墓地は豪華な
イスラム式のものを見かけました。通り過ぎる町や村には
小さくてもモスクはちゃんとありました。

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