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2011/05/UP


202 <RV>

リクリエーション・ヴィークルといえば、日本では
4輪駆動のボックス型の車のことを言いますが、アメリカでは
キャンピングカーのような車をRVと呼んでいます。
トレーラー型の大きいものから、マイクロバスを
改造したような車、乗用車の後ろで引っ張るタイプと
さまざまです。観光地近くにはRVパークという
専用キャンプ場があり、道路沿いにRVを並べた
レンタカー屋も目にしました。利用者は家族連れは
もちろんですが、リタイヤーの夫婦連れも多いとか。
自宅を売り払い、遊牧のような生活を楽しむ人も少なくないとか。


203 <シスコのケーブルカー>

サンフランシスコはケーブルカーが有名なことは
知っていました。坂道を昇り降りする単純なものを
想像していたのですが、まるで違いました。
市内に3路線が走っているそうですが、
坂を登り、降り、交差点を曲がり、別の路線と交差し、
路面電車のように町中を走っているのです。確かに運転士役の
人が乗っていて、棒状のハンドルを操り、地中を走るケーブルを
握ったり離したりしているようです。そのシステムが
どうなっているのか、不思議でなりません。終点では
手押しで方向転換するのですが、今どき?といった感じです。


204 <国道15号>

2010年の秋でしたか、ラスベガスから
ブライスキャニオンに向かう国道15号線で、日本人ツアーの
乗るマイクロバスが転倒する事故が起きました。
上り下りのそれぞれ2車線が、幅広い草地の分離帯を
挟んで通っています。見渡す限り直線の道が続きます。
路肩にはガードレールはありません。バスの窓から道路わきの
草地に飛び出し転倒している乗用車を目撃しました。
確かに、雄大な風景のなかの一直線の道は、
景色が動かないようでスピード感覚が麻痺してきます。
眠気にも襲われます。ドライバーにはつらい道のようです。


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