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2005/09/UP

115 <沿岸急行船>

ノルウエーの海岸を南はベルゲンから最北は
キルケネスの間、１０００Kmあまりを定期船が５、６日かけて
１日１便、南へ北へ航行しています。

１万トンから１万６０００トンの豪華船です。立派な客室も
ありますから、５泊６日のクルーズを楽しむ人も、
私たちのようにハイライト部分だけを乗船する人もいます。
レストランは山盛りの海老など海産物中心の

かなりのメニューです。入り組んだ海岸線の島の間を抜け、

窓の外に人けのない島影が流れてゆきます。人家が目立つ町に
寄港し、新しい客を乗せて次の寄港地へ向かいます。

116 <中国留学生>

アイルランドの首都ダブリンの繁華街を歩いていると、
すれ違う中国人の若者の多さに驚かされました。
かなりの数の中国人カップルを目にしましたし、
ファーストフードやレストラン、パブでは中国人顔の

若者がめまぐるしく働いていました。留学情報を見ると、
この国にはなんと３万人もの中国留学生がいるとのことです。

仕事目当ての留学も多いようですが。このところ日本からの
留学生も増えているようで、同行したツアーの方の
中にもご子息、お孫さんが留学中の方がいらして、
フリータイムにご対面を果たしていました。

117 <バブル真っ盛り>

アイルランドは、平均年齢３７歳という若い国です。

小学校から大学まで教育費が無料、子供の養育費も
支給されるとあって、出生率は高く人口は増加しています。
しかし、１６０年前に８２０万人いた人口は、移民、
飢饉で減り続け、まだまだ半分にしか回復していないそうです。

長く続いた内紛も落着き、ここへ来てＩＴ産業の成長に
よる好景気が続いています。おかげで、住宅価格は
うなぎのぼりで、若者が住居を手に入れるのが
難しくなったとか。アパート住まいの習慣の

なかったこの国でもそうは言っていられないようです。

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