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2005/04/UP

109 <健康法>

海外旅行でご一緒する人は、私より年配の方が
多いのですが、年令に関わりなく皆さんとても元気です。
海外へ出かけようとする気持ちそのものが、元気のもと
でもあるに違いありません。元気の秘訣はそれぞれで、
ジョギングやウォーキングを毎日欠かさない人や、

適度のアルコール、快眠快食、水泳、太極拳、ラジオ体操、

ヨーガなどさまざまです。しかし、誰にとっても
これがいいという絶対的・決定的なものはないようです。
自分自身が健康法だと信じて、何かを続けている。
それがなにより大切なことのような気がします。

110 <ピスコサワー>

パタゴニアでよくお目にかかった食前酒は
ピスコサワーです。ピスコと言う果実酒をベースに卵を加え、
炭酸で割ったもので、実に口あたりが爽やかでした。
普段はほとんどアルコールを口にしない私も、

その口あたりにだまされて、連日飲んでしまいました。

数日目、強風に煽られながらのハイキングの後の夕食時、
疲労回復のつもりで飲んだのがいけません。結構アルコール度数の
高いこともあって、疲れた体に一気に酔いが回り、
敢えなく、テーブルにうつ伏せてしまいました。

同行の方にはとんだご迷惑をかけてしまいました。

111 <体内時計>

夏の北極圏はいわゆる白夜です。一日中明るいということは
旅行者には便利な気もしていたのですが、夜がない
ということは体内時計に変調を来たすように感じました。
時間は深夜になっているのに、外が明るいので
夜になった感覚がなく、ホテルの到着が遅くなっても

そうした実感がありません。夕食がずれ込むことも
ままありました。当然、寝つきも悪くなりますし、
夜中に目を覚ましても、空の白み具合で明け方が近いのか
どうか時間を推定することもできません。昼夜、四季の
変化がある国のありがたさを、改めて感じました。

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