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2001/04/UP 

37 <小型車>

路地と坂道の多いポルトガルでは小型車がほとんどでした。

石畳の狭い路地をすり抜けて行くのがかっこよくも見えました。

スイスでもイタリアでもヨーロッパの国々は割と
小型車ユーザーが多いような気がしました。大柄なドイツ人には
厳しいサイズかも知れませんが、道路脇にちょこっと
駐車できるというメリットもあるのでしょう。もちろん、

ベンツなどの大型車も走っているのですが、
はっきり庶民のものではなさそうです。その点、
日本は車に関しては、少し豪華に過ぎるような

気がします。一人きりで大型車に乗っているのもそうです。

38 <料理写真>

ツアーも半ばを過ぎると、どこで何を食べたのか
思い出せなくなってきます。食事のたびにまめに写真を
撮っている人を見習って、明日からとは思っても、食事が出てくると
慌てて手をつけてしまい、気がついた時にはお皿の上は
無残な姿となっています。もともとグルメではないので、

せっかく珍しいものが出てきても、材料は何だろう、

どんな味付けをしているのだろうかと考えるより先に、
味わいもせずに口にはこんでしまいます。
で、記憶にも残しそこなっている。もう少し落ち着いて、
味わいながら食べたいものとも思ってはいるのです。

39<日本語ガイド>

中国の雲南省で「高さん」「楊さん」というふたりの
若い女性日本語ガイドが世話をしてくれました。
どちらも日本へは一度も来たことはなく、地元で日本語学校へ
通ったのだそうですが、冗談もまじえた流暢さでした。

あとは、旅行者と話すことがなによりの勉強のようです。

今、日本からの観光客も増え、ガイドの仕事が
増えてもいるのでしょう。勉強にも身が入ります。
民族衣装を着た日本語ガイドさんも多く見かけました。

中学・高校と最低6年は英語の勉強をしているのに、

少しも英会話ができない日本人とは何かが基本的に違うようです。

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