661		ブルガリアの旅から
2019/08発行		ネセバル　１

ブルガリアの西　黒海沿岸の町　ネセバルは　紀元前２０００年から歴史のある町です。
紀元前５世紀には　ギリシア人が移り住んでいます。
ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン朝と　時代の流れに従った支配を受けています。
はじめに旧市街の家並みを中心にご紹介します。
ネセバル２　では　旧市街にいくつもある教会をご紹介します。

左に見える平らな島が　ネセバルの旧市街です。 今では陸続きになっていますが　元は小さな島に造られた城塞と交易の町でした。

旧市街へは長さ４００ｍの道が通っています。 その中ほどに風車の建物があります。

橋のような道が旧市街に着いたところが 市街から来るバスのターミナルになっています。

元は島ごと要塞化していたのでしょう。 入口には頑丈な石垣を積んだ要塞の壁が残っています。

１階は石積み　２階は木造という建物が 黒海沿岸の町の様式のようで　ここでもそれが主流です。

旧市街は東西に長い半島のようになっています。 石畳のメインの通りが　町の中央部まで真っ直ぐ延びています。

道路の両側の家はほとんどが　観光客目当ての店です。

時代を感じる建物も残っていますが かなりメンテナンスをして　活用している所が多いようです。。

通りは午前中早くから　観光客で溢れていました。

旧市街の中央に　聖ソフィア教会の跡があります。 ５世紀後半〜６世紀に建てられた　ネセバル最古の教会ですが 現在は　石積みだけが残った廃墟になっています。

銀細工の露店を出している男たちは　気の良さそう人で カメラを向けているのに気づいて笑顔で応えてくれます。

街角の小さな木陰のスペースに　カフェの席があります。 訪れた日は　一休みしたくなる暑い日でした。

こうした水場がありました。 手洗い用か　飲料用かは分かりませんが。

カフェのテーブルが石畳の路地を占拠しています。

イチジクの木があるところが　漁師のレストラン。 夕食はこの店で　大盛りのムール貝などシーフードをいただきました。

日中はどの路地も　観光客が沢山います。

旧市街には教会が幾つもあります。 前方に見えている小さな教会は　聖バラスケヴァ教会です。

東西に長い「島」の東の端に行ってみました。 道は先端を回って　１周できるようになっています。

ホテルの展望レストランか何かでしょう。

先端付近に小さなビーチがありました。 ホテルのプライベートビーチのようでもありました。

北側に回ったところに　聖母エレウサ教会の跡があり その隣にあったのが　この円塔の残骸です。

観光客相手の店はディスプレーにも工夫があります。

ご鑑賞ありがとうございました。